2006年12月5日火曜日

村の経営

村が日本経営品質賞を受賞したことを書きましたところ

「いったいどんなことしたのか?」

とのメッセージをいただいたので、少々解説します。

まず、日本経営品質賞では何を評価しているかというと、
組織が「良質な経営」を目指して、変革していることを評価しています。

「変革」ってなんだ?
ということなんですが、
常に自分たちのやっていることを見直し、変わろうとすることです。

そのためには、
見直せて、変われる組織になってないといけないですよね。
見直せる組織、変われるってどんな組織?
ということなんですが、
一人ひとりが意識や思考を変え、みんなでよい「対話」ができることです。
社内で深い対話が行われることで、みんなが「考える経営」をし、
はじめて人が動き、
組織の質が良くなっていきます。

「良質な経営」ってなんだ?
については、経営品質では、以下の4つを基本理念にしています。

・顧客本位
・社員重視
・独自能力
・社会との調和

「経営」ってなんだ?
については、
構想(ビジョン)を描き、それを成し遂げるための設計図を考え、実行すること。
ということになります。
昔の中国で生まれた用語だそうで、
「経」は「縦糸」
「営」は「建物」
を表わすのだそうです。
つまり
「こういう建物をたてよう、という構想(ビジョン)を考え、その設計を縦糸で行った」
というところから来てるんだそうです。


あ~、難しい話ですみません。


要するに、
経営って何?と考えると、
あらゆる組織に経営があることが分かります。
「こんな地域社会を作りたい」はとても大切なビジョンですから、
村に経営はあってしかるべしですね。

良い経営のために、
良い組織をつくろうと、
日々、変革し続けていますね、

ということで、賞が与えられたわけです。


具体的には
こんな表彰理由(要旨)が、生産性新聞に載っていました。

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滝沢村役場は、厳しい環境下にある地方自治体にあって、「行政は経営である」という基本認識のもと、自らを行政主体から住民・コミュニティ主体という新しい自治への変革を推進するエンジンと位置づけている。
これを実現するために、お役所仕事、縦割り行政といわれる自治体固有の風土・文化の打破をめざした長年にわたるトップ主導の徹底した組織風土改革によって、職員一人一人の意識や思考が変わり、住民への価値提供のための部門間・職員間の強い連携がはかられ、職員中心の組織風土造りに結実している。
さらに、徹底した住民との話し合いを通じて住民協働による事業を展開するなど、住民・コミュニティ主体の自治への変革にむけた独自の活動が着実な成果をあげていることが高く評価された。

(生産性新聞2006年11月15日より)

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なんか、難しいですけど、こんなんでいいでしょうか。。。。

5 件のコメント:

  1. かつ さん2006年12月6日 2:09

    わかりました。地方自治体、いわんや国家行政に対してもも、今求められるところですよね。
    「行政は経営である」という基本認識‥認識を再認識しないといけない程の朽ち果てた組織体になってしまったということでしょうね。
    そのような意味からいうと、今回の受賞には個人的には『?』。民間の選考委員が行政に対して警鐘を鳴らしたのかもしれませんが‥
    採用試験に合格したときから‥脳みそと人生が止まったかのような ある人々。市井の混沌の中でもがく、私達はそのような意味では、幸せかも。

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  2. かっちゃん
    そうは言うけど、はんぱじゃ取れない賞なんだよ。
    かなり、努力してるんだって。

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  3. だいたい分かりました。
    サッチャーさんに始まる「行革」の基本を実行されたのですね。大変、立派だと思います。
    この賞をとるのは大変ですから、ぜひ他の自治体や国の官公庁のお手本になってほしいですね。
    機会があったら村長さんに講演をおねがいしたいですね。

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  4. イニシアさん
    受賞組織には、社会貢献的に自組織の行ったことを広めなくてはならないという義務があります。
    ですので、数年間は講演などはお受けくださると思いますよ。

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  5. 「合併しない宣言」で、脚光を浴びましたね。

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